ニュースやSNSを見ていると、毎月のようにオンラインカジノで逮捕や書類送検されている方の情報が目に入ります。
今年に至っては、毎週のごとくそういったニュースが報道されているように感じます。
内容は一般人から著名人、さらにはYoutuberと様々な分野の人々を対象としています。
中でも高比良くるまさんによるオンラインカジノ利用の報道は世間に大きな衝撃を与え、それ以降、摘発が相次ぐようになった印象を受けました。
しかし、私の中でひとつ疑問が浮かびました。
報道を見る限りだと、彼が賭博をしていたのは2019年から2020年にかけてのこと。
今からすでに5年以上前にもなります。
それなのに何故、今になってバレてしまったのか。
気になったと同時に共有することで危険性を周知することにも繋がると思いましたので、今回はオンラインカジノの利用がバレる原因を調査してみました。
オンラインカジノの利用がバレる原因
賭博の履歴がバレる主な原因としては、警視庁の事情聴取が挙げられます。
海外のオンラインカジノへ入金する場合は、当然送金履歴が残ります。
現在は銀行側もオンラインカジノに対して過敏になっていますから、銀行のネットバンキングを使って送金をしようものなら即バレてしまうでしょう。
そもそも、送金する前に止められてしまう可能性が高いです。
そのため送金手段として使うとすれば、電子ウォレットや仮想通貨になるかと思います。
一見、経由という形になっているため安全に思われるかもしれません。
ですが決済サービス業者側にはマネーロンダリングやテロ資金供与防止の観点から、取引履歴を監視し必要に応じて警察などに情報を提供する義務が課されています。
もし多額の送金が検知され「疑わしい」とされた場合、金融庁や警察などに通告されてしまうのです。
そこからオンラインカジノの利用履歴を突き止められるケースは十分に高いと言えるでしょう。
万が一、免れたとしても疑わしいという印象は拭えないため、常に危険がつきまとうことになります。
所得申告による発覚
もう一つ、よく挙げられる原因として確定申告によって税務署に発覚するケースがあります。
オンラインカジノで得た利益は課税対象となっているため、原則「一時所得」もしくは「雑所得」として計上しなければいけません。
その際に出金額が多かったり銀行に多額の入金があると、不審に思われ税務調査に踏み込まれる可能性が格段に上がります。
だからと言って、計上せずに利益を隠そうとするのは言語道断です。
申告をしていないことが発覚した場合は、脱税とみなされ賭博罪よりもさらに重い罪を背負うことになります。
それどころか、無申告発覚の流れでオンラインカジノの利用がバレてしまい、ダブル違反という最悪の結果になることも十分にありえます。
オンラインカジノの利益は高額になることが多いですから、延滞税と重加算税による支払額は計り知れないものとなるでしょう。
よって、こちらも時間経過でいずれバレてしまうということが伺えます。
今回のまとめ
オンラインカジノの利用がバレる原因には、主に「警視庁の事情聴取」と「所得申告による発覚」があることが分かりました。
他には家族やパートナー、SNSなどの他人経由でバレるパターンや、オンラインカジノで提出する本人確認の情報から流出してしまうこともあるようです。
やはりオンラインカジノに入金して遊ぶことはかなりリスクが高く、決して軽はずみな気持ちで手を出してはいけないということを再認識しました。
でもこれだけ騒がれていると、どんなものなのか興味が湧いた人も少なからずいると思います。
もしも興味が湧いて、どうしても遊んでみたいという好奇心が抑えられなくなったときは、無料版や入金不要ボーナスという無料のボーナスを用意されているところもあるようですので、そのあたりで楽しむ程度に留めておきましょう。
どれほど楽しくても、賭博だけは絶対に行わないようにしてくださいね。